代表挨拶

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有限会社フジ精機は、「ものづくりのまち」東京都品川区荏原にて1973年に産声を上げました。

創業以来50年、その間に私達のような小規模な町工場を取り巻く環境は大きく変化してしまいました。下町の太陽の時代はもはや昔。バブル崩壊、リーマンショックなどという大きな波にも襲われ、未来に光が見えないと感じた夜も幾度となく有りました。

そんな過酷な環境の中でも、私達が自らの力を信じ、ものづくりを続けることができたのは、共に時代の荒波を乗り越え支え合ってきた社員の皆さん、そして町工場の仲間達のおかげです。

世界中でどんなにデジタル化が進み、人の力が不要と言われる時代になったとしても、私達は人と人とのつながりによって生み出される力を信じ続けます。

共に働く仲間がいて、ものづくりを追求し続ける同業者がいるからこそ、イノベーションが生まれるのです。

先代社長が築き上げたこの会社が、日本の技術を支える素晴らしいパーツをいつまでも生み続けられるよう、フジ精機はこれからも人とのつながりを大切に、誠実なものづくりを続けてまいります。

今日まで弊社を支え、折に触れ沢山のご指導・ご鞭撻をいただきました関係者各位には、心より御礼を申し上げるとともに、これからも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役　渡邉　善章